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「闕腋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

闕腋の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
国語音韻の変遷」より 著者:橋本進吉
入声の語尾tは、 ア行ヤ行ワ行音の前では促音となり次の音はタ行音に変ずる。「闕腋」ket-eki→ketteki「発意」fot-i→fotti「八音」fat....
回想録」より 著者:高村光太郎
織になり、事務の執り方から総てが西洋風になり、制服も洋服になった。それまでは例の闕腋である。先生もきちんと時間までに登校し、一定の時間に帰る。官吏服務規定など見....
美術学校時代」より 著者:高村光太郎
た。その頃の美術学校の制服というのはちょうど王朝時代の着物のような、上着は紺色の闕腋で、頭には折烏帽子を被り、下には水浅葱色の段袋を穿くという、これはすべて岡倉....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
というのはこれだなと思ったことでした。これは岡倉氏の意匠で学校の正服に採用された闕腋というものだそうで、氏は私に着せてから、 「それを明日から着て学校へ出て下さ....