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闘茶
「闘茶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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「私本太平記」より 著者:吉川英治
の遊戯にならって、十種二十種の国々の銘茶をそろえ、香気や色味をのみくらべるのを“
闘茶”といい、その
闘茶にはまた、莫大な賭け物をかけたりする婆娑羅な人々もあるとは....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
頒かってやろう。――女狩りばかりが能でもあるまい」 と、一|夕、佐女牛の邸に、
闘茶の会を催して、在京の諸大将を招待した。 だが、茶の味を愛で合うなどはおろか....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
あたりから遊女の群れを連れて来て、陣幕のうちにかくしている将もあり、囲碁、連歌、
闘茶の娯楽などは公然な風だったので、長崎は、たびたび、 「鎌倉の聞えもある。遊宴....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
誘いには、御舎弟も共にとあったが、その師泰は、 「いや道誉の客となるのは苦手だ。
闘茶か、立花(生け花)か。やれ香道の、連歌のとくる。まずは兄上おひとりで」 と....