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防弾チョッキ
「防弾チョッキ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
防弾チョッキの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「深夜の市長」より 著者:海野十三
覗きこんだ。 「やれやれ、案外君たちは不用意なんだネ。僕を見給え、僕を。ちゃんと
防弾チョッキを着込んでいるんだ。ホラ、此処に弾丸が当って穴が明いているが、蚤に喰....
「恐怖の口笛」より 著者:海野十三
けられたように感じた。それは防弾衣に痣蟹の放った銃丸が命中したときのことだった。
防弾チョッキがなかったら、彼等はとうの昔に、全身蜂の巣のように穴が明いてしまった....
「流線間諜」より 著者:海野十三
た靴が片っ方だけ転がっていた。いやその傍にもう一つ黒いものが転がっていた。それは
防弾チョッキだった。それには見覚えがあった。これは確か、最初地下室に忍びこんだと....
「廃墟(一幕)」より 著者:三好十郎
の気になりさえすりゃ、なんでもない。なんでも肌着を全部二重にして、それをちょうど
防弾チョッキみたいに一面に小さい袋になるように縫っといて、それに全部買った米を入....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
的にはっきりさせることに役だつであろう。彼は従弟に手紙を書いた、「私が良心という
防弾チョッキを着ていますことを、神に感謝いたしましょう」と。思うにこの脅迫は「あ....