防火線[語句情報] » 防火線

「防火線〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

防火線の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
単独行」より 著者:加藤文太郎
乗鞍は麓から一〇〇〇メートルの線くらいまで草原で道がなくとも楽に登れます。ここに防火線が設けられてあります。この上も植林してありますから割合楽です。次から次へと....
皇海山紀行」より 著者:木暮理太郎
ようである。此処からは道幅がますます広くなって九尺位もあったように思う。あるいは防火線を兼ねているのかも知れぬ。少し下ると今度は真直ぐな長い登りが続いて、五一、....
台川」より 著者:宮沢賢治
もみちはよく知らないがなあにすぐそこなんだ。路《みち》から見えたら下りるだけだ。防火線《ぼうかせん》もずうっとうしろになった。 〔あれが小桜山だろう。〕けわしい....