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防長
「防長〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
防長の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
がない。」 これには寿平次も笑い出した。その時、半蔵は言葉を継いで、 「いくら
防長の連中だって、この国の分裂を賭してまでイギリスに頼ろうとは言いますまい。高杉....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
時も貰う訳に行かぬから、結局出すと云う事に決する。
其れから衛生委員の選挙、消
防長の選挙がある。テーブルが持ち出される。茶盆で集めた投票を、咽仏の大きいジャ/....
「間人考」より 著者:喜田貞吉
を間人百姓と云ったのであった。谷苔六君の報告(「民族と歴史」九巻五号)によれば、
防長地方ではそれを「門男」百姓と云い、或いは文字に「亡土」とも書いたという。両者....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
うも、やり損ないました。直義は討死のほかございません。残念ながら兄上はもいちど周
防長門の遠くへ落ちて、ご再挙をはかってください」と、よろいの片袖をちぎッて形見に....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
に、現在はお答えをすることが出来ないだけである。近頃目に付いたたった一つの例は『
防長史学』という雑誌に、玖珂郡|柱野村杉森大明神の、御鳥喰神事というのを報じてい....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
、極度に人心を引付けていた名残でもあるかと想像せられる。 ずっと前に目を通した
防長二国の風土書上の記事では、一方にサンバイの祭が盛んに行われていると共に、他の....