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阿亀
「阿亀〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
阿亀の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
うと、田舎者として笑われたものであるが、この頃は普通のそば屋ではみな饂飩を売る。
阿亀とか天ぷらとかいって注文すると、おそばでございますか、饂飩台でございますかと....
「残されたる江戸」より 著者:柴田流星
)につんぼえびす(聾恵比寿)がん(雁)がさんば(三羽)にとりい(鳥居)におかめ(
阿亀)にはんにゃ(般若)にヒュウドンチャン(笛と太鼓と鉦の名称をその音色で利かし....
「阿亀」より 著者:豊島与志雄
の静かな、時にはがらんとした感じの広間の一方、奥へ通ずる障子の上の欄間に、見事な
阿亀《おかめ》の面が、白々と浮出していた。能面の二倍ほどもある大きさのもので、欄....
「朱絃舎浜子」より 著者:長谷川時雨
浜子さんが、ムッと黙っているので、おばさんが、その代りにニコニコ、ニコニコして、
阿亀《おかめ》さんがわらっているように、例《いつ》も笑い顔をしてるでしょう。」 ....