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「阿僧祇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

阿僧祇の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
》太子大いに驚き、因縁を問うと、仏答えて、過去|久遠《くおん》無量無数不可思議|阿僧祇劫《あそうぎこう》と念の入った長い大昔、波羅奈《はらな》国に仙山ありて辟支....
雪たたき」より 著者:幸田露伴
」 恐るべき沈黙はしばし続いた。そして其沈黙はホンノしばしであったに関らず、三阿僧祇劫の長さでもあるようだった。 「チュッ、チュッ、チュ、チュッ」 庭樹に飛....
霊感」より 著者:豊島与志雄
、「如来寿量品第十六」を誦しました。 自我得佛来 所経諸劫数 無量百千萬 億戴阿僧祇 常説法教化 無数億衆生 令入於佛道 …………… この経を二回繰り返し....
魔像」より 著者:林不忘
むぎょう》一|刀流《とうりゅう》の正伝《しょうでん》。 四百|万億《まんおく》阿僧祇《あそうぎ》の世界《せかい》なる六|趣《しゅ》四|生《しょう》の衆生《しゅ....
葛飾砂子」より 著者:泉鏡花
ああ、良い月だ、妙法蓮華経如来寿量品第十六自我得仏来、所経諸劫数、無量百千万億載阿僧祇、」と誦しはじめた。風も静に川波の声も聞えず、更け行くにつれて、三押に一度....