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降段
「降段〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
降段の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「火薬船」より 著者:海野十三
へのぼれ) といっているのである。 竹見は、にやッとわらって、いそぎ足で、昇
降段をのぼった。 下から、ほッほッという嘆声が聞えた。竹見がましらのように身軽....
「二都物語」より 著者:佐々木直次郎
父を外の空気のあたらないところへ連れて参りますのはよくないと存じまして、船室の昇
降段の近くの甲板の上に父のために寝床を拵えておきました。そして、父の世話をするた....
「九段」より 著者:坂口安吾
していて、負けた者は負け、これをくつがえす何物もない。勝負は水ものだと云えば、昇
降段戦名人戦も水もの、それを云えばキリがない。負けた者は負けたのである。 そこ....