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降雹
「降雹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
降雹の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「銀座アルプス」より 著者:寺田寅彦
夜にでもわずかな費用で取り付けられる。そのかわりにまたわずかに数分間でもはげしい
降雹があれば半分通りはみごとにたたきこわされるであろう。考えてみるとネオン燈がは....
「西鶴と科学」より 著者:寺田寅彦
知られ、江戸で蝿取蜘蛛を愛玩した事実が窺われ、北国の積雪の深さが一丈三尺、稀有の
降雹の一粒の目方が八匁五分六厘と数字が出ている。好色物における当時の性的生活の記....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
に貸出す仕方は、最もよく勤労を鼓舞するが如きものではない。ペルシアの穀作はまた、
降雹、旱魃、及び蝗その他の虫害によって駄目になることが非常に多いが、このことはお....
「飢餓地帯を歩く」より 著者:下村千秋
には達しなかったためであった。「ばかりか、八月九月には、二度までも、非常な厳寒と
降雹とに見舞われた。水稲も、畑の作物も、僅かにその茎を育てたきり、ついに満足な実....