限り月[語句情報] » 限り月

「限り月〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

限り月の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
道草」より 著者:夏目漱石
本籍と引替に当金――円御渡し被下《くだされ》、残金――円は毎月《まいげつ》三十日限り月賦にて御差入《おさしいれ》のつもり御対談|云々《うんぬん》と長たらしく書い....
十二神貝十郎手柄話」より 著者:国枝史郎
ると風が吹きつけて来た。わけても強い風であって、波頭が次々に無数に砕けて、見渡す限り月の海上は、白衣の亡者が踊っているようであった。 我々は北の方へ歩いて行っ....