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陜
「陜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
陜の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
に山西に行けば世界衆知の大資源がある。石油は日本国内にも、まだまだある。熱河から
陜西、甘粛、四川、雲南を経てビルマに至るアジアの大油脈があることは確実らしく、蘭....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
夜鼠が集って宴会するから燈火を付けて邪魔しては年中祟らるといい、直隷の元氏県より
陜西の高州辺へ掛けては、婦女鼠の妨げをせぬよう皆家を空しゅうして門の方に出づ。家....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
柳の芽がふくらんで来たそうです。正月九日迄大同で十日から動き出し、内蒙、黄河畔、
陜西省境をまわって七日に一ヵ月ぶりで帰り、当分休養の由です。丁度そこへ手紙や荷物....
「新西遊記」より 著者:久生十蘭
ら北清事変が起き、英、米、仏、独、露、日、墺、伊、八カ国の出兵となり、清国政府は
陜西省の西安へ蒙塵したが、昨年の十二月、列国公使会議から十六カ条の要求を含む議定....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
門《アモイ》の居酒屋で問わず語らずの金三郎の身の上話。うまく持ちかけて盛り殺し、
陜西《シェンシー》お蓮がお米と生写しなのをさいわいに四人がかりの大芝居。寧波《ニ....
「三国志」より 著者:吉川英治
実力を水陸から南方へ展開した。 総勢八十三万の兵を、号して百万ととなえ、西は荊
陜から東は※黄にわたる三百里のあいだ、烟火連々と陣線をひいて、呉の境を威圧した。....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
必ず大成功をする事と信ずる。その他幾多の方法が発明の途上にあるであろう。熱河から
陜西、四川にわたる地区は世界的油脈であると推定している有力者もあると聞く。断固試....