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院司
「院司〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
院司の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
無理であったから、太上天皇に準じて女院《にょいん》にあそばされた。封国が決まり、
院司の任命があって、これはまた一段立ちまさったごりっぱなお身の上と見えた。仏法に....
「源氏物語」より 著者:紫式部
ある。それでなくても自由でないことは何一つないのでおありになったが、古例どおりに
院司などが、それぞれ任命されて、しかもどの場合の院付きの役人よりも有為な、勢いの....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ん輿は、京極おもての院の棟門につく。 夙に、お待ちうけらしいたたずまいである。
院司の上奏あって、すぐ乱声(雅楽部の合奏)のうちに、鸞輿は、さらに中門へ進められ....