陣中見舞[語句情報] » 陣中見舞

「陣中見舞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

陣中見舞の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
暗号音盤事件」より 著者:海野十三
と笑いながら、 「おい、まだここには、こんな素晴らしい逸品があるんだぜ。どうだ、陣中見舞として、一杯いこう」 と、コップをとって私にすすめる。 私は酒の入っ....
次郎物語」より 著者:下村湖人
すみ、食器が片づくと、それに代わって茶菓が運ばれた。友愛塾では、開塾中に先輩から陣中見舞と称して、しばしば各地の名産が送られて来たが、この時も、ちょうど青森のり....
三国志」より 著者:吉川英治
ことです。せめて今日は、親しくお杯を賜わりたいもので」 と、素知らぬ顔をもって陣中見舞に訪れた。 「さあ、どうか」 迎え入れて、幕舎の酒宴は賑わった。――玄....