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陣備え
「陣備え〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
陣備えの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「南国太平記」より 著者:直木三十五
な、明日という日が無いじゃ無し、と、忽ち、備える、四十と八陣。世にいう、待味方の
陣備えとは、これじゃ、皆の衆。ばらりと振った采配に、ひらりと変る
陣備え、変るが早....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ものらしい。 しかし、すぐ横の佐女牛の杉並木では、非常太鼓のうちに、くろぐろと
陣備えがおこなわれていたし、またいんいんたる貝の音は洛中の空の諸方で鳴っている。....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
文を書くにもそうまでにした学問への熱意には敬服される。しかし幕府方には当然、兵船
陣備えもあったはずだが、水軍に関しては何も言及されていない。 新田軍の鎌倉入り....