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「陣内〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

陣内の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
光は影を」より 著者:岸田国士
者という名を光栄として身に受け、ぐんぐん、よしと信じることを断行した。 社長の陣内をはじめ、父の恵之を含む重役連は、それで利益が十分にあがる間は、黙つてみてい....
怪異黒姫おろし」より 著者:江見水蔭
見事にこれは成功して、大名行列を一斉に盲目にした。 今又、里の娘に変装して、本陣内に忍び込み、宿直その他の者に眠り薬を嗅がして、高田殿の側まで接近したのであっ....
三国志」より 著者:吉川英治
しく縛め、屈強な力士が十重二十重に囲んでこれを孔明の本陣まで引っ立てて行ったが、陣内へ押し込むときも一暴れして、三、四人の兵が蹴殺されたほどだった。 しかし、....
三国志」より 著者:吉川英治
ろが、兵営の彼方此方に、凍れる旗とおびただしい雪の吹きだまりが眺められただけで、陣内には、一兵も見えない。――のみならず、その雪風か、枯葉の声か、非ず、不思議な....