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「陣歿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

陣歿の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
四条畷の戦」より 著者:菊池寛
で慟哭して居る。 正成|夙に戦死し、続いて北畠|顕家は和泉に、新田義貞は北陸に陣歿し、今や南朝は落漠として悲風吹き荒び、ひたすら、新人物の登場を待って居た。 ....
東京要塞」より 著者:海野十三
うニュースを披露した。それはかつて欧洲大戦の砌、遥々欧洲の戦場に参戦して不幸にも陣歿したわが義勇兵たちのため建立してあった忠魂塔と、同じ形同じ大きさの記念塔をも....
その人を知らず」より 著者:三好十郎
は、これを、神の前で誓って断言すると共に、この聖戦はじまって以来、各方面の戦場で陣歿された将兵のミタマの前で明言します。実は、私の弟も昨年、上海附近で戦死してお....
三国志」より 著者:吉川英治
問してみると彼らは、 「昨夜ついに、呉の大都督周瑜は、金瘡の再発から大熱を起して陣歿されました。で、呉軍は急に本国へ引揚げることに内々きまったようですから、所詮....