陣笠連[語句情報] » 陣笠連

「陣笠連〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

陣笠連の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
文芸の哲学的基礎」より 著者:夏目漱石
いた上の判断で、一本調子に搦手《からめて》ばかり、五年も六年も突《つ》ついている陣笠連《じんがされん》とは歩調を一にしたくないからこう云うのであります。 そこ....
自由人」より 著者:豊島与志雄
離合集散、醜態の極みではありませんか。あれでは、何も出来はしません。一体に、所謂陣笠連が多すぎるんです、それというのも、何々党の公認候補ということになれば、当選....
日記」より 著者:宮本百合子
せ、大いに不安を感じた。議会開会が近づいて来た故か、同じ車室に向いあって四五人の陣笠連がのり合わせた。憲政党のものと見え、しきりに演説会のこと、政友会の悪行を密....