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「陣貝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

陣貝の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
れた時からして、道庵がガラにもなく大いにテレ込んでしまったが、それでもこの同勢が陣貝を高く吹き鳴らし、一鼓六足といったような武者押しをはじめると、またすっかりい....
興津弥五右衛門の遺書」より 著者:森鴎外
籠城の時功ありて、新知百五十石|賜わり候者に候。矢野又三郎介錯いたし候。宝泉院は陣貝吹の山伏にて、筒井順慶の弟|石井備後守吉村が子に候。介錯は入魂の山伏の由に候....
私本太平記」より 著者:吉川英治
、なお、 「発向の時刻には、総門の太鼓を打ち鳴らし、大和口の広場にては、勢揃いの陣貝あるべし。それより一|刻以内に、諸士、相違なく集合の事――」 ともあった。....