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「陰刻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

陰刻の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
行人」より 著者:夏目漱石
繰り返して、かように去ったのである。 塵労 一陰刻《いんこく》な冬が彼岸《ひがん》の風に吹き払われた時自分は寒い窖《あなぐら》....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
鑿痕到る処に存す。底面中央に、極めて謹厳なる刀法を以て「勝空」の二字を一寸角大に陰刻しあり。 (B)中央の空虚は縦深一尺、横径三寸三分余の円筒型にして、上部、....