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「陰陽寮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

陰陽寮の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
年四月の地震には、京中を垣墻悉く破壊し、宮中の内膳司屋顛倒して、圧死者を出した。陰陽寮で占わすと東西に兵乱の兆があると奏した。天慶は将門純友の東西に蜂起した年で....
なよたけ」より 著者:加藤道夫
云うのに。本当に嫌なことを聞かされますわ。 女7 ああ、いや。それでも、中務省の陰陽寮から出たお話だとすれば、きっとまた何か悪いことが起るに違いないわ。物忌を怠....
私本太平記」より 著者:吉川英治
りつつ、幾たびも、 「出合い候えッ」 と、四方へ援けを呼んでいた。 そして、陰陽寮から、中務省のまえまで逃げた。 おそらく、彼はそこから朝堂へ、転び入りた....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
一般に声聞師の仲間として認められていたことは疑いを容れないところである。もとより陰陽寮の陰陽師は声聞師ではない。陰陽家は決して賤しいものではない。後に陰陽家が賀....