陰電気[語句情報] » 陰電気

「陰電気〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

陰電気の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
放送された遺言」より 著者:海野十三
簡単なものでありまして、核にあたる一個の陽電気とこれをめぐって回転している一個の陰電気とから組織せられています。そしてその原子量となりうる重量は一・〇〇八にあた....
物質とエネルギー」より 著者:寺田寅彦
トルの研究から原子内における電子の排列を探るような有様である。 電子が一定量の陰電気を帯びている事、その質量が水素原子の質量のおよそ千八百分の一に当る事も種々....
光り合ういのち」より 著者:倉田百三
ちは私の年少の夢を美しく呼びさましてくれた。私の初々しい生命に火を点じてくれた。陰電気を蓄電してくれた。私は君たちによって富まされ、潜勢力を得てこれから学校へ帰....
人工心臓」より 著者:小酒井不木
ます。するとその際液体の電気分解が起り分解産物たる、陽電気を帯びた水素イオンは、陰電気を帯びた水銀の表面に着きます。すると水銀の表面張力が高まって水銀が収縮しま....