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陸海
「陸海〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
陸海の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
大整理を行ない、必要な部分は市街の大改築を強行せねばなりません。 今日のように
陸海軍などが存在しているあいだは、最後の決戦戦争にはならないのです。それ動員だ、....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
一|言せんとするものである。吾が帝国は、曩は北米合衆国に対して宣戦を布告し、吾が
陸海軍は東に於て太平洋に戦機を窺い、西に於ては上海、比律賓を攻略中であるが、従来....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
。 ◯天候のため、連合軍の上陸は、四十八時間順延となった由。 ◯十七日信州では「
陸海軍に降伏なし、日本航空隊司令官」と伝単をまいたそうな。 ◯井上康文君の詩、昨....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
。 ここにおいて一方には国権論派ともいうべきもの起こり、中央集権の必要を説き、
陸海兵制の改正を説き、行政諸部の整理を説き、主として法制上の進歩を唱道せり。他の....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
敗してしまった。やはり、武力戦よりほかはない。しかし、日本には、世界無比の強大な
陸海軍がある。通り一ぺんの軍備では、到底望をとげることは出来ない。そのことを十分....
「空襲下の日本」より 著者:海野十三
、間違いはないよ。東京は必ず空襲されるに決っているトサ」 「いやーネ。それじゃ、
陸海軍の航空隊も、高射砲も、なんにもならないんですの」 「なることはなるけれど、....
「空襲警報」より 著者:海野十三
は日本海を向こうへ越えた国境附近で、御国のために生命を投げだして働いている、わが
陸海軍将兵のために敬意を表していたのかと思ったんだが、そうじゃなかったのかね」 ....
「棺桶の花嫁」より 著者:海野十三
くだりを……」 「ミチミ。僕は君に命令するよ。その話はもうおよし。それに日比谷の
陸海軍の合同軍楽隊の演奏がもう始まるころだから、もうここを出なくちゃならない。さ....
「中庸」より 著者:坂口安吾
1 この村からは
陸海軍大佐が各一名でた。陸軍の小野は南方で戦歿し、海軍の佐田は終戦後帰村した。余....
「彼の長所十八」より 著者:芥川竜之介
、皮肉や揚足取りを云わぬ事。 十六、手紙原稿すべて字のわかり好き事。 十七、
陸海軍の術語に明き事。少年時代軍人になる志望ありし由。 十八、正直なる事。嘘を....
「大捕物仙人壺」より 著者:国枝史郎
幕末|従五|位下安房守となり、軍艦奉行、陸軍総裁を経、さらに軍事取扱として、幕府
陸海軍の実権を、文字通り一手に握っていたのが、当時の勝安房守安芳であった。武術は....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
法第九条で「国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」これがためには
陸海空軍一切の戦力は保有しない、国の交戦権は行使しないと決定をしたのであります。....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
と、海中に捨ててもすぐ水を吸って沈むように、ブカブカのはこを作れと命令されるなど
陸海軍正反対の注文を受けたりした。 そして終戦。外地の工場はすべて接収され、国....
「西園寺公の食道楽」より 著者:北大路魯山人
五月の大事変(注・昭和七年五月十五日、
陸海軍将校ら首相官邸などを襲撃、犬養首相を射殺した、世に言う五・一五事件)直後、....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
あるであろうが、極力合理的に空軍の建設を目標として着々事を進むると同時に、航空が
陸海軍に分属している間も一層密接なる
陸海空軍の協同が要望せられる。この頃そのため....