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険所
「険所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
険所の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
ろくをあおる間に、名人主従ははや握りのむすびで腹をこしらえて、いよいよ箱根八里の
険所にさしかかりました。のぼり、くだり、合わせて八里とあるが、正確にいえばお関所....
「出家とその弟子」より 著者:倉田百三
かけた事もありますし、山中で盗賊に襲われたこともありますよ。親知らず、子知らずの
険所を越える時などは、岩かどでお足をおけがなされて、足袋はあかく血がにじみまして....