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「階数〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

階数の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
遊星植民説」より 著者:海野十三
すの」 「第三十八階!」 「そこまで、やって頂戴」 「はい、上へ参ります。御用の階数を早く仰有って下さいまし、二階御用の方はございませんか。化粧品靴鞄ネクタイ御....
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
、もと来た大階段の頂辺に立った。そして、衣嚢から格子紙の手帳を取り出して、階段の階数をかぞえ、それに何やら電光形めいた線を書き入れたらしい。さすがこれには、検事....
二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
計の指針が、二十四のところから、二十三、二十二と、数のすくない方へうごきだした。階数が、だんだん減っていくのだ。ということは、元帥のいる部屋が、まるでエレベータ....
知々夫紀行」より 著者:幸田露伴
りと、大路を横に折れて、蝉の声々かしましき中を山の方へと進み入るに、少時して石の階数十級の上に宮居見えさせ玉う。色がらすを嵌めたる「ぶりっき」の燈籠の、いと大き....
随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
いていたようだ。 建水分神社の宮司岡山氏が、私たちのため、雨傘を翳し添えて、石階数百段を木履で案内してくださる。楠木氏が水分の水利権を抑えていたのが、この地方....