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「随兵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

随兵の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
厳島合戦」より 著者:菊池寛
戦察すべきである。 隆景の苦戦を知って、元春の軍、後援の為馳付けた。 三浦は随兵|悉く討死し、只一人になって、山道に休んでいるところへ、二宮|杢之介馳付ける....
幸福のうわおいぐつ」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
もしろそうに太皷を打ちながら進んで来ました。そのあとには、長い弓と石弓をかついだ随兵がつづきました。この行列のなかでいちばんえらそうな人は坊さんの殿様でした。び....
私本太平記」より 著者:吉川英治
隊でつづき、直義もまた、蒔絵の細太刀、衣冠すがたで、中頃の美々しい牛車に乗って、随兵十二番までの将兵を従えていた。 晴れの盛儀になるとたれの顔もみなよそゆきに....