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障子口
「障子口〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
障子口の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
《むきみ》売りだったのだ。父親のない、深川ッ子の剥身売りが、おおかめさんの台所の
障子口から顔を突ッこんで、買っとくれようといったのが縁で、この連中が面白がって小....
「源氏物語」より 著者:紫式部
時から中納言の心は暗くなり、限りもない悲しみを覚えた。弁の尼に逢いたいと言うと、
障子口をあけ、青鈍色の几帳のすぐ向こうへ来て挨拶をした。 「失礼なのでございます....