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隠し文
「隠し文〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
隠し文の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「人造人間殺害事件」より 著者:海野十三
だった。その手ざわりをなつかしんでいると見せて、その部分に施《ほどこ》されている
隠し文身《いれずみ》を、指先の触覚だけで読みとることを忘れなかった。いや、それば....
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
ぞ、此方が先程から此の手紙が分らんと、幾度も読んで考えていたところだ、これは何か
隠し文で、お屋敷の大事と思えば棄置かれん、五分試しにしても云わせるから左様心得ろ....
「獏鸚」より 著者:海野十三
て台辞なんか間違えたんだろう」 「なあにこれは一種の暗号だよ。……『獏鸚』以上の
隠し文句なんだ」帆村がそう云ったとき、俄かに入口の方にがやがやと人声がして、誰か....
「流線間諜」より 著者:海野十三
変なところがあるぞ!」 と、突然|呻りだした。 「そうだ、これは一種の暗号で、
隠し文字法といわれるものだ。いろんな文字が隠してあるのが見える。ハテこの水兵の胴....