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隻腕
「隻腕〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
隻腕の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「丹下左膳」より 著者:林不忘
ものだ。まず、勢いをつけて……というわけ。 「こいつらア! あの丹下左膳てえ隻眼
隻腕の化け物は、なるほど世の中に役にたたぬ代物じゃが、しかし、農工商をいじめなが....
「大宇宙遠征隊」より 著者:海野十三
に赫々たる勲功をたてた大勇将として、人々の記憶にもはっきりのこっている、あの隻脚
隻腕の大竹中将であった。 この噴行艇隊は、一体なにを目的として、大宇宙遠征の途....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
した徹馬、
「右手を出せ」
すると、
「右手はござらぬ」
「何? 右手はない?
隻腕か。ふふふ、しかし、
隻腕だとて柔らかくは扱わぬぞ」
左膳、口をへの字に曲げ....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
くり起きあがったのは、なんと! 大たぶさがぱらり顔にかかって、見おぼえのある隻眼
隻腕の、痩せさらばえた浪人姿……。
五
「これは、これは、丹下の殿様。お珍し....