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雄篇
「雄篇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雄篇の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「コンラッドの描きたる自然について」より 著者:夏目漱石
前を忘れたり)のごときは単にタイフーンを写し、単に舟火事を写したものとして立派な
雄篇である。首尾一貫前後相待って渾然《こんぜん》と出来上がっている。なぜかと云う....
「薤露行」より 著者:夏目漱石
き直す必要は充分あると思う。テニソンの『アイジルス』は優麗都雅の点において古今の
雄篇たるのみならず性格の描写においても十九世紀の人間を古代の舞台に躍《おど》らせ....
「漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
かその辺は未だ自分でも考えて居ないのであります。実は来学年の講義を作らなければ大
雄篇をかくか大読書をやる積りだが講義という奴は一と苦労です。これは八月に入ってか....