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雅文
「雅文〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雅文の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
けれ」 ことさらにいうとも思えないほどの自然な調子、朗々たる音吐《おんと》で、
雅文体の問答をしかけられましたので、捕えられた男装の婦人は、 「はい、小仏より上....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
一編は厳密な意味の言文一致でないという人があるかも知れぬが、「武蔵野」もまた頗る
雅文臭いもので、時代の先後をいったら二葉亭の方が当然その試みに率先した名誉を荷う....
「文章を作る人々の根本用意」より 著者:小川未明
ら、更にこういうことも云える。古来日本の文章には、何々して何々|侍るというような
雅文体や、何々し何々すべけんやというような漢文体なぞが行われてはいるが、それはあ....