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雅楽寮
「雅楽寮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雅楽寮の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
風の船へ急に装飾などをさせて池へ浮かべることにした。船|下ろしの最初の日は御所の
雅楽寮の伶人を呼んで、船楽を奏させた。親王がた高官たちの多くが参会された。このご....
「源氏物語」より 著者:紫式部
た。伺候する者もなく、お力になって差し上げようとする人たちもない。御徒然なために
雅楽寮の音楽専門家のうちのすぐれたのをお呼び寄せになり、芸事ばかりを熱心にお習い....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
その船が大阪に入って来ますというとこれを迎えに出たのが行基菩薩、四天王寺にあった
雅楽寮の楽師を率いて、海口に迎えました。行基菩薩が迎えるというと直ちに自分の尋ね....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
養のための特殊なものであったことが察せられる。作者は唐舞師、笛師などとあるから、
雅楽寮の役人であったかも知れない。舞の振りや楽の旋律を無視して論ずるのは無謀であ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
野|俊基は、元結を解いて、菊王に髪を結わせていた。 所は、法成寺址のさる伶人(
雅楽寮の楽師)の家だった。――それもゆうべ深夜に叩いて一|宿を乞い、そして今朝は....
「特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
事するもので、例えば珠玉を造る玉造部とか、弓を造る弓削部とか、鎧を造る鎧作とか、
雅楽寮の楽戸、主船司の船戸、造酒司の酒戸、典薬寮の薬戸、造兵司の雑工戸、主鷹司の....