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集合論
「集合論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
集合論の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「愛と美について」より 著者:太宰治
如くふるいたって、さらにがくがくの論をつづける。 「このごろでは、解析学の始めに
集合論を述べる習慣があります。これについても、不審があります。たとえば、絶対|収....
「旅愁」より 著者:横光利一
枚の白紙を無限に連続して切り下げる方法は、目下世界の数学界に於ける最大問題である
集合論のうち、特にヒルベルトの位相幾何学の連続の問題と共通した難問の部分だとのこ....
「科学論」より 著者:戸坂潤
、数学に於ては断続から出発して連続(及び無限乃至超限)を導き出したのはカントルの
集合論であったが、今日ではこの二つの規定の対立が、直観の連続に訴える直観主義(ブ....
「イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
限主義・連続主義はライプニツ又はニュートンの微分(Element)の概念である。
集合論はこの要素の概念から出発するのである。 有限主義・不連続主義の系統は、B....
「西田先生のことども」より 著者:三木清
た。多分先生の発議に依るものであろう、理科の園正造博士を招いて文科の学生のために
集合論や群論の講義が行われたが、そのとき先生も出席して熱心に聴講されていた。その....