雌松[語句情報] »
雌松
「雌松〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雌松の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「御身」より 著者:横光利一
「ボケを一本ひいて帰ろ。もう直《じ》き花が咲くえ。」 姉はそういいながら立って
雌松林《めまつばやし》の方へ登っていった。彼はひとり長々と仰向《あおむ》きに寝て....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
虫のよいことを考えたのが誤りだった。 この村の身上は、何といっても高い数十本の
雌松雄松である。やがてこれも減って行くことだろうが、今はとにかく亭々として茂り栄....