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雑業
「雑業〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雑業の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「連環記」より 著者:幸田露伴
南無阿弥陀仏一点張り、唱名三昧に二六時中を過したというのではなく、後世からは余業
雑業と斥けて終うようなことにも、正道正業と思惟さるる事には恭敬心を以て如何にも素....
「無人島に生きる十六人」より 著者:須川邦彦
きぎあつめ、まきわり、魚とり、かめの牧場当番、塩製造、宿舎掃除せいとん、万年灯、
雑業、こんな仕事のほかに、臨時の作業も多かった。宝島を発見してからは、宝島がよい....
「特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
ったもの、同化の機会にはずれたものは、所謂班田にあずからざる雑戸となって、種々の
雑業に従事し、或いは祖先以来の浮浪生活を続けて、傀儡子としてながく後に遺る。こう....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
のと思われる。 余戸の事は詳しく別項「余戸考」に説いておいた。彼らは農民以外の
雑業に従事する雑戸の民で、もとは公民の戸籍以外に置かれていたが、少くも聖武天皇の....