雑考[語句情報] » 雑考

「雑考〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

雑考の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
にこの年号の考あったと覚ゆれど今ちょっと見出さず。『一話一言』一六に、『会津旧事雑考』より承安元年|辛卯《かのとう》を耶麻郡新宮の神器の銘に、弥勒元辛卯と記した....
油絵新技法」より 著者:小出楢重
代の油絵の技法に対する心構えに関して多く喋って見たつもりである。 ガラス絵雑考 私は、ガラスというものについて特殊な愛着を持っている。ガラスでさえあれば....
酒渇記」より 著者:佐藤垢石
類の酒が市中を横行したに違いない。 やはり、文政頃の酒価と酒の質について『異聞雑考』の記すところでは――味噌は甲午の夏五月より、金一両二十貫四百目になりぬ。諸....
法隆寺再建非再建論の回顧」より 著者:喜田貞吉
近調査の結果につきて」を、また同六年一月発行の夢殿には、「斑鳩宮と斑鳩寺に関する雑考」を、また同八年七月の歴史地理には、「法隆寺五重塔に関する幾多の疑問」を、そ....
獅子舞雑考」より 著者:中山太郎
詳細なる研究が発表されている。(A)文献学的の稽査としては、喜多村信節翁の「※庭雑考」に載せたもの、(B)民俗学的の考覈《こうかく》としては柳田国男先生の「郷土....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
を一段と精透に、進めて行ったのが喜多村節信、すなわち『嬉遊笑覧』『画証録』『※庭雑考』などの著者である。当然風雅の間に歯せられなかった市井人の以前の生活を、古い....