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雑訴
「雑訴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雑訴の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
宮寺などは、武者扱いにそつのない老臣、よく相談してやりまする。はや掠奪乱暴などの
雑訴が、寺や百姓のうちから頻々と出ておりますが」 「さっそく諸所へ、厳戒の制札を....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ずからこれを執る――というたてまえになっていた。 そして、さっそく、 記録所
雑訴決断所 侍所(近衛軍) などの機構を設け、恩賞のわりあてだの、国司制度の....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
た。そして、まったくべつなことを、三名に言い渡した。 「今日から七日の間、幕府の
雑訴(政務)を停止しよう。すべて、つつしんで喪に服し、深く哀悼の意を表せ」 幕....