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雛菓子
「雛菓子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雛菓子の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「随筆 寄席風俗」より 著者:正岡容
も四軒も出ていました。ただ去年あったような赤や白や黄や水色や茶や、五色のお砂糖の
雛菓子のように飾り立てたお菓子屋は、さすがに今年は六月の時も今度も見当たりません....
「ピストルの使い方」より 著者:泉鏡花
しないで――翠を透かして、松原の下り道は夕霧になお近いから――懐紙に乗せたまま、
雛菓子のように片手に据えた。 「あなた、折角、私がおさがりを頂いたんですからね、....