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難んずる
「難んずる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
難んずるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
去るに忍びなかったが、さればとて木石を百八十二里の遠きに致さんことは、王侯富豪も
難んずる所である。ましてや一身の安きをだに期しがたい乱世の旅である。母子はこれを....
「武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
て貶称するものあることなし。これ後世の人々が、一般に彼らの俘囚たることを信ずるを
難んずるゆえんなれども、つらつら思うに、ひとり則清と継信と忠信とのみならず、堂々....