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難曲
「難曲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
難曲の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒白ストーリー」より 著者:杉山萠円
に武丸を仏間に案内した。 武丸はそれから毎日診察に来る度毎に仏前に来て、名曲や
難曲を一つ宛吹いて行った。 音絵は毎日蔭から聴き惚れていた。その中に心の奥底ま....
「クリスマス・カロル」より 著者:ディケンズチャールズ
夫人と手を携えて踊りに立ち出でた。しかも、二人に取っては誂え向きの随分骨の折れる
難曲に対して、先頭の組を勤めようと云うのだ。二十三四組の踊手が後に続いた。いずれ....
「痀女抄録」より 著者:矢田津世子
い。知人たちの噂によると、その歌いぶりは、稍堅実を欠いて奔放に流れがちだという。
難曲といわれているものをも易々と歌いこなす度胸には愕かされるが、奥住龍子の一種の....