難波橋[語句情報] »
難波橋
「難波橋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
難波橋の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「わが町」より 著者:織田作之助
休まなかった。 そして、いつものように夕方から俥をひいて出て、偶然通りかかった
難波橋の上から、誰やら若い男と一緒にボートに乗っている君枝の顔を、ボートの提燈の....
「濹東綺譚」より 著者:永井荷風
すぐさま裏通に移され、おのずから芝口の方へと導かれるのであった。土橋《どばし》か
難波橋《なにわばし》かをわたって省線のガードをくぐると、暗い壁の面《おもて》に、....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
天神岸からともづなを解いた二百石船――淀の水勢に押されて川口までは櫓櫂なしだが、
難波橋をくぐり堂島川を下って、いよいよ阿州屋敷の女松男松、水見|櫓の赤い灯、お船....