雪やこんこ[語句情報] » 雪やこんこ

「雪やこんこ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

雪やこんこの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
にえってまたやぶ入りの十五日でした。 「えへへ……話せるね、まったく。一月万歳、雪やこんこん、ちくしょうめ、降りやがるなと思ったら、きょうにかぎってこのとおりの....
元禄時代小説第一巻「本朝二十不孝」ぬきほ(言文一致訳)」より 著者:井原西鶴
つき商ばいの仲人屋もこれ丈はほんとうの事を云った。 旅行の暮の僧にて候雪やこんこん、あられやこんこんと小褄にためて里の小娘は嵐の吹く松の下に集って脇明....
雪霊続記」より 著者:泉鏡花
停車場を離れましたのは、多分私が一番あとだったろうと思います。 大雪です。 「雪やこんこ、 霰やこんこ。」 大雪です――が、停車場前の茶店では、まだ小児た....
日記」より 著者:宮本百合子
て来た。午後から朱葉会を見に行こうと云って居るのに、困った天気だ。 下の子供が雪やこんこんあられやこんこん 降っても降っても又積る、 と云って居るのが聞え....