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「雪囲い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

雪囲いの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
カインの末裔」より 著者:有島武郎
赤坊の泣くのに困《こう》じ果てて妻はぽつりと淋しそうに玉蜀黍殻《とうきびがら》の雪囲いの影に立っていた。 足場が悪いから気を付けろといいながら彼《か》の男は先....
縷紅新草」より 著者:泉鏡花
―そのさ、担ぎ出しますに、石の直肌に縄を掛けるで、藁なり蓆なりの、花ものの草木を雪囲いにしますだね、あの骨法でなくば悪かんべいと、お客様の前だけんど、わし一応は....