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雪嵐
「雪嵐〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雪嵐の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「千曲川のスケッチ」より 著者:島崎藤村
の光も次第に遠く薄く射すように成れば、周囲は半ば凍りつめた世界である。高い山々は
雪嵐に包まれて、全体の姿を顕す日も稀だ。小諸の停車場に架けた筧からは水が溢れて、....
「硝子を破る者」より 著者:中谷宇吉郎
る。 この山は北海道でも有名な吹雪の難所である。山頂の天地|晦瞑《かいめい》の
雪嵐《ゆきあらし》の中で二冬を過《すご》し、やっと研究装置を完成した助教授のI君....