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雪村
「雪村〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雪村の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
ると同様に。と言っても、立派な茶をたてるのにこれぞという秘法はない、ティシアン、
雪村のごとき名画を作製するのに何も規則がないと同様に。茶はたてるごとに、それぞれ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
の邸跡、瑞甕山根本寺《ずいおうざんこんぽんじ》では兆殿司《ちょうでんす》の仏画、
雪村《せっそん》の達磨というのを見せてもらい、芭蕉翁の鹿島日記にても心を惹《ひ》....
「日本文化私観」より 著者:坂口安吾
筈はないではないか。 僕は先刻白状に及んだ通り、桂離宮も見たことがなく、雪舟も
雪村も竹田も大雅堂も玉泉も鉄斎も知らず、狩野派も運慶も知らない。けれども、僕自身....
「ジャズ狂時代」より 著者:小野佐世男
うものか。むしろ不思議ではないか。左から右から面白く飛び出すトニー・谷の司会で、
雪村いづみがクリクリした新鮮な姿で颯爽と現われた時には、早や客席は爆発的で、 「....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
、如雪、周文、霊彩、啓書記、雪舟、秋月などの巨匠を輩出し、戦国期にかけてもなお、
雪村、友松、等伯など、おびただしい水墨画の全盛期を見せた。後には、日本画の妙とい....
「雪村筆「茄子図」」より 著者:吉川英治
し合えるような画でもあれば、これは常住坐臥の愉しい友としてつきあえる。 この「
雪村筆・茄子図」などは、見得もない朴とつな田舎出の一老爺が、ちんと、うずくまって....