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雪膚
「雪膚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雪膚の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「富士」より 著者:岡本かの子
う思うまた下から、親ごころの無条件な気持でもって「娘よ」と呼びかけても、かの女の
雪膚の如き玲瓏《れいろう》な性情に於て対象に立ち完全そのものの張り切り方で立ち向....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
上は碧落の極み、下は黄泉にいたるまでさがしもとめ、遂に、海上の蓬莱宮中にその花貌
雪膚の仙子を見出して、帝の意をつたえたというあの長恨歌の中にある、貴妃の驚愕と喜....