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雪質
「雪質〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雪質の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「単独行」より 著者:加藤文太郎
いた。冬期太陽の直射によって出る雪崩は、こうした岩壁等の急斜面のみらしい。しかも
雪質が湿っているため、落ちた斜面に食い込んでしまい殆んど押し出さない。山に登るに....
「キャラコさん」より 著者:久生十蘭
かえり、遠い雪山が青く光っていた。 二 空はクッキリと晴れているし、
雪質は申し分ないし、キャラコさんは午前ちゅう夢中になってすべった。 昼食がすむ....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
の成り行きであると考えられる。アメリカで立派に役立つからと言って、そのままそれが
雪質の全然違う日本で立派に役立つなどと考えるのが既に最初の錯誤であろう。アメリカ....
「粉雪」より 著者:中谷宇吉郎
、スキーの先端は水晶の粉を散らすように走り、後には高く雪煙りが揚がる。そのような
雪質は理想的の粉雪である。気温が氷点下でも風が強いとその機械的作用のために、氷の....