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「雲呑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

雲呑の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:太宰治
支那蕎麦の屋台へ、寒そうに肩をすぼめながらはいって行った。 三晩つづけてここで雲呑を食べるのである。そこのあるじは、支那のひとであって、女の子を一人並の客とし....
金狼」より 著者:久生十蘭
あいからひったくった。 「俺のほうもそうなんだヨ。……富岡町の支那《チャン》屋で雲呑《ワンタン》を喰ってると、そこへ電話がかかってきたんだ。上品な女の声でねえ…....
うどんのお化け」より 著者:古川緑波
知れない。 ターキーは、うどんのみならず、粉食なら何でも歓迎らしい。支那そば、雲呑《ワンタン》の、うまいところなんか、彼女に、きけば、たちまち判る。 戦時、....