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「雲消霧散〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

雲消霧散の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
錯覚数題」より 著者:寺田寅彦
も起こらず、三原山もにぎわわず、婦人雑誌は特種を失い、学問の自由などという言葉も雲消霧散するのではないかという気がする。しかしそうなってははなはだ困る人ができて....
雑記帳より(Ⅰ)」より 著者:寺田寅彦
どうか、何しろ暗いのでよくは分からない。とにかくこうなるとせっかくの最初の空想も雲消霧散して残るものは世智辛い苦々しい現実である。それにしてもこの「商売」が一体....