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雲雀笛
「雲雀笛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雲雀笛の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新釈諸国噺」より 著者:太宰治
まかき鱗すきまなく並び、尾鰭は黄色くすきとおりて大いなる銀杏の葉の如く、その声は
雲雀笛の歌に似て澄みて爽やかなり、と世の珍らしきためしに語り伝えられているが、と....
「南地心中」より 著者:泉鏡花
たさ、貴方。 幇間が先へ廻って、あの五重の塔の天辺へ上って、わなわな震えながら
雲雀笛をピイ、はどうです。 そんな我儘より、もっと偉いのは、しかもその日だって....