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雲霓
「雲霓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雲霓の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「丸の内」より 著者:高浜虚子
ったが)ある洋館の這入口に『ライスカレー一杯二十五銭』とある札を見て、私は大旱に
雲霓を得た心持でそこにはいった。そこは震災に荒されたあとは見えたが、かなり立派な....
「三国志」より 著者:吉川英治
笑した。 「見ると聞くとは大きな違い。曹丞相は、賢を愛し、人材を求むること、旱に
雲霓を望むごとしと、世評には聞いていたが……。いやはや……これでは覚束ない。――....